Bedrock で GA · kimi-k3 は QCode で呼べます(2026-10-19 確認)

Kimi K3 が Amazon Bedrock に:価格とキャッシュ、呼び出し経路

AWS は 2026-09-18 に Moonshot の Kimi K3 を Bedrock で GA 化した。コンテキスト 1M、ネイティブ視覚、Global エンドポイントでは 1M トークンあたりの入力が $3、出力が $15、キャッシュ読み $0.30、書き込み $3.75、モデル id は moonshotai.kimi-k3。2026-10-19 に取得した AWS の価格表では Kimi 3 が単独の表になっています。重みは同じなので、Moonshot 公式 API・Bedrock・アグリゲータで違うのはレート制限、キャッシュの課金、運用条件です。

更新日 2026-10-20

Claude・GPT・中国系モデルを 1 キーで、トークン単位の課金。

#1M コンテキスト#明示的キャッシュ#ネイティブ視覚#GA 2026-09-18

AWS ドキュメントの数字

$3/$15

入力/出力(100 万トークン)

Bedrock の価格表では Kimi 3 が単独の表になっており、Global CRIS は入力 $3.00・出力 $15.00、US CRIS は入力 $3.30・出力 $16.50 です。これは AWS の表であり、Moonshot の定価でも QCode の料金でもありません。

$0.30

キャッシュ読み(100 万トークン)

価格表の Kimi 3 のキャッシュ行:Global CRIS はキャッシュ読み $0.30、キャッシュ書き込み(30 分)$3.75、US CRIS は $0.33 と $4.125 です。Kimi 2 の表には入力と出力の二列しかなく、キャッシュ価格の記載はありません。

1M

コンテキスト長

モデルカードが示すコンテキスト長は 1M トークンで、大きなリポジトリや長文書を扱う長時間タスク向けです。モダリティ表は行名ではなくチェックで読みます。入力はテキストと画像のみで、音声・音声合成・動画はいずれも不可、出力はテキストのみです。Bedrock 上はテキスト出力専用で、画像は入力としてのみ使えます。

256

チェックポイント最小トークン数

これは AWS ドキュメント(2026-10-19 確認)のしきい値です。これより短い前綴はチェックポイントになりません。同じドキュメントは、暗黙(自動)キャッシュが既定で有効であること、命中率が上がり遅延とコストが下がるよう明示的キャッシュを設定するとも書いています。明示的キャッシュは現状 Responses、Chat Completions、InvokeModel で利用でき、Converse は対応していません。

K3 とは何か、Bedrock 載りで何が変わるか

K3 は Moonshot のオープンウェイト旗艦で、AWS のモデルカードは Moonshot の最も高性能なオープンウェイトモデルと書いています。ネイティブ視覚に 1M コンテキスト、2026-09-18 に Bedrock で GA、モデル id は moonshotai.kimi-k3。変わるのは重みでなく接続面:AWS の推論エンドポイントと制限、IAM と監査ログ、リージョンと CRIS 層、45 日の EOL 通知、そして AWS 側の価格表。目玉は明示的プロンプトキャッシュで、AWS は「Bedrock で明示キャッシュに対応した最初のオープンウェイトモデル」と書いています。パラメータ数(2.8T などの目安)や学習詳細は Moonshot 側の説明で、AWS の価格表とは別のものです。

公式の動き

2026-10-19:価格表には Moonshot AI の項目があり、Kimi 3 は単独の表になっています。Kimi 3 の表が示すのは Standard 層の価格だけで、価格ページには Flex と Priority のサービス層があり、割引は脚注に書かれています。AWS 公式 What's New と同じ掲載のモデルカードがモダリティとエンドポイント推奨を載せています(新規は bedrock-runtime、K3 は Chat Completions)。

時系列

2026-09-18

2026-09-18:AWS が Bedrock で Kimi K3 の GA を告知。モデルカードは 1M のコンテキスト、Global CRIS と US CRIS の価格、明示キャッシュの条件を並べ、モダリティ表では入力がテキストと画像のみ可、出力はテキストのみ可としています。

2026-10-19

2026-10-19、QCode カタログを確認すると kimi-k3 は掲載され、直近 30 日に課金呼び出しがあります。アグリゲータ経路は仮定ではなく比較対象になります。

2026-09-10

2026-09-10 参照:Cognition の SWE-2 公開記事は「Kimi K3(2.8T)から post-train」と明記し、複数のコードベンチマークに K3 本体のスコアも公表。この 2 週間、K3 は土台として頻出のモデル。

明記 vs まだ書けない

AWS が明記しているもの

2026-10-19 に取得した Bedrock の価格表では、Kimi 3 の価格行を 1M トークンあたりの入力・出力・キャッシュ読み・キャッシュ書き込みで 1 行ずつ確認できます。表には Standard 層の価格であること、価格ページには Flex と Priority のサービス層があり割引は脚注に書かれていることが示されています。モデルカード側には、明示的キャッシュの最小チェックポイント長と 30 分以上の保持、Responses と 対応 API、推奨エンドポイント、そして「少なくとも 45 日前の EOL 通知」というライフサイクル条件が併せて記されています。

事実として書かないもの

2026-10-19 時点では「Bedrock で明示キャッシュに対応した初のオープンウェイトモデル」は AWS の言い回しで、範囲は Bedrock 内に限られ、業界一ではありません。パラメータ数(2.8T などの目安)・各種ベンチ順位・「最強オープンウェイト」は Moonshot または第三者の主張です。AWS の価格はリージョンと CRIS 層で動き、価格ページの脚注とモデルカードは Standard の上にサービス層を別に立てて Priority を Standard の 1.75 倍、Flex を 0.5 倍と表記しています。Kimi 3 の表が示すのは Standard 層の価格だけです。同じ Moonshot のブロックには Kimi 2 の別の表があり地域が書かれています。企業契約、同時実行数の上限、コンプライアンス区域は AWS が公開していません。

Bedrock とアグリゲータ入口:同じモデルで何が違うか

Amazon Bedrock(AWS 表記)

moonshotai.kimi-k3、Global $3/$15、US $3.30/$16.50、キャッシュ読 $0.30・書 $3.75。IAM・監査・リージョン選択が付く一方、明示キャッシュのチェックポイント設計は自己責任で、請求は AWS に落ちます。2026-10-19 の価格表では US CRIS がキャッシュ読み $0.33、書き込み $4.125 です。

アグリゲータ入口(QCode)

同モデル族 kimi-k3 は QCode カタログ掲載(2026-10-19 確認、直近 30 日に課金呼び出しあり)。OpenAI 互換で model id を替えるだけで、リージョン別の価格分割はありません。QCode はトークン単位の課金のため、各モデルの単価は /models に掲載され、価格とレート制限は /pricing とライブ一覧を正とします。

経路の選び方:判断の観点

まずは請求とコンプライアンスの帰属を見ます。RAG やエージェントが AWS 上で動いていて、データ所在や請求元の集約が要件なら Bedrock が自然です。一つの入口でモデルを横断したいなら、アグリゲータのほうが運用は楽です。次にキャッシュの使い方。Bedrock の明示的キャッシュは、長い前綴を十分な長さのチェックポイントに整え、短い時間のうちに再利用する形ではじめて効きます。最後にモダリティとエンドポイント。Bedrock の K3 は入力がテキストと画像、出力がテキストのみで、カードには動画入力は非対応と明記されています。Converse で複数回呼ぶ際に以前の reasoning ブロックを載せると InternalServerException になり(LangChain と Strands の既定構成ではこの問題に当たります)、そのためドキュメントは OpenAI 互換の Responses と Chat Completions を推しています。テキストと画像を混ぜるリクエストでは、カードが画像ブロックをテキストブロックより前に置くことを推奨しています。

QCode 側の実際

kimi-k3 は QCode のモデルカタログに掲載(2026-10-19 確認)、直近 30 日に課金呼び出しがあり、呼び方は GPT 系列と同じく model id を差し替えるだけ。QCode はトークン単位の課金のため、各モデルの単価は /models に掲載され、レート制限は /pricing とライブ一覧に従う。気になる新しいモデルから始めてみませんか?クォータパックは $4 から、7 日以内に使い切る枠をまとめて購入できます(チャージは $5 から)。

よくある質問

Bedrock の K3 は Moonshot 公式 API と同じ?

同じ重み族ですが、接続層は別です。AWS は独立した項目として公開しており、価格・キャッシュの意味・制限・契約は AWS のドキュメントに従うので、Moonshot の自営エンドポイントと挙動も課金も同一ではありません。

1M コンテキストは追加課金?

モデルカードは 1M をその項目のコンテキスト長として書いており、長いコンテキスト専用の追加料金はありません。ただし入力トークンは満額で、キャッシュから供給された分だけがキャッシュの読み書きの価格で計算されます。長い前綴の再利用方法によって実コストが変わります。

明示キャッシュはどう使えば効く?

文書上、明示キャッシュは 30 分以上保持され、Responses・Chat Completions・InvokeModel が対応で、Converse にはその選択肢がありません。安定した前綴を先、変わる部分を後ろに置くと命中します。命中すればキャッシュ読みの価格で、外せば入力の価格で計算されます。

K3 の得意と弱点は?

公式も第三者も長文脈の符号と視覚入力に置く。弱点は自タスクで測るしかない。参照として Cognition の 2026-09-10 表では、K3 本体は FrontierCode 1.1 Main 44.2%、Terminal-Bench 4 は 21.5% で、同じ表の Fable 5.1 が 50.9% と 55.8%。ベンダー表であり独立順位ではない。

K3 は廃止される?

AWS はその項目について「少なくとも 45 日前の EOL 通知」と書いていて、EOL 日付はまだ決まっていません。これは通知期間の話で、長期的に使えるという約束ではありません。

両方同時に使える?

使える。AWS で所在と請求の一元、アグリゲータで横断比較とフォールバック、という分担は一般的。ただしレート・キャッシュ意味・ログを両者で別設定にし、同じコードが同じ挙動だと仮定しないこと。

出典

価格と層別の割引:Amazon Bedrock の価格ページ(2026-10-19 取得)https://aws.amazon.com/bedrock/pricing/ 。コンテキスト長・明示的キャッシュの条件・ライフサイクル条項:Bedrock ユーザーガイドの Moonshot AI — Kimi K3 モデルカード https://docs.aws.amazon.com/bedrock/latest/userguide/model-card-moonshot-ai-kimi-k3.html 。Kimi 3 の公開:AWS 公式の What's New 投稿https://aws.amazon.com/about-aws/whats-new/2026/09/moonshot-ai-kimi-k3-on-amazon-bedrock/ 。比較に使ったベンチマークの数字は Cognition 公式の SWE-2 記事(2026-09-10、ベンダー表)https://cognition.com/blog/swe-2 。QCode の掲載と 30 日の課金呼び出しはサイト内の照合です。

1 つのテンプレで両方測ってから決める

kimi-k3 は QCode で呼べる(2026-10-19 確認、直近 30 日に課金呼び出しあり)。価格とレート制限は /pricing とライブ一覧に依存。

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Amazon / Moonshot AI とは無関係です。文中の AWS 側の価格・キャッシュ条件・ライフサイクル条項は、2026-10-19 に取得した公開文書の転記です。ベンチマークの数字はベンダーの申告値です。QCode は Amazon Bedrock を提供せず、AWS の価格も案内しません。情報は公式ページの内容に従い、各モデルの対応状況と単価は /models をご覧ください。

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