公式ドキュメント · 確認日 2026-09-23

Orca を入れたのに orca が見つからない:まず orca-ide として入ったか確認

Orca は入れ方と繋がらない問題だけ:Linux ではコマンド名は orca-ide で orca ではない、Homebrew は tap 付きコマンド、CLI が command not found、SSH は通るがリモート端末が起動しない、スマホのペアリングが繋がらない。公式 docs に各一文ずつある(2026-09-23 確認)。

更新日 2026-09-23

#コマンド名 orca-ide#tap 付きの brew#AppImage / deb / rpm#SSH とスマホのペアリング

障害対応前の四つの心得

orca-ide

コマンド名とパッケージ名

公式に明記:Linux では orca-ide として入り、GNOME のスクリーンリーダーを上書きしない。.deb/.rpm も同名・同じ理由。入っていないと疑う前に、まず which orca-ide。

tap 付き

brew は完全に書く

この cask は stablyai/orca/orca の方。素の orca は 2026-09-01 から disabled で、理由は fails_gatekeeper_check。

~/.local/bin

CLI を登録する場所

command not found への公式の対処法は、Settings → General → Orca CLI で CLI を登録すること。macOS では shim を ~/.local/bin に入れるので、PATH に含まれているかを確認する。

同じアプリ

パッケージ形式≠別バージョン

AppImage/.deb/.rpm が入るのは同じアプリで、公式の言い回しでは違いはアップデートの届き方だけ。パッケージ形式から機能の違いを推測しないこと。

前提:同じアプリで、コマンド名は orca とは限らない

公式の install ページはこの件を独立したセクションに切り分けている。見出しは “The CLI command is orca-ide”、本文は “On Linux the Orca CLI installs as orca-ide, not orca” だ。理由も原文のまま書かれており、“GNOME Orca — the screen reader that ships by default on Ubuntu and other GNOME desktops — already owns /usr/bin/orca, and Orca will not shadow it” としてある。同じセクションにもう一文あり、“The .deb and .rpm packages are named orca-ide for the same reason” としている。だから Linux で「入れ終えて orca と打っても反応がない」のは、多くの場合インストールの失敗ではなく、そもそもこのパスが Orca の持ち物ではないだけだ。

その日に数えられるもの

GitHub Releases の latest ページを 2026-09-23 に取ると v1.4.207、published 2026-09-22T09:44:40Z。アセットには orca-macos-x64.dmg、orca-windows-setup.exe、orca-linux.AppImage が揃う。ライセンスはリポジトリ自身の LICENSE ファイル本文で MIT と確認(API の license フィールドも同値)。分単位で動く star や fork はこのページの本文に置かない——P4 の横比較表に置き、そこでは各数値にその日の取得時刻を添える。スマホ側は iOS が App Store 経由(一覧での内部名は orca-ide)、Android は公式が releases 上の app-release.apk と導入ガイドを出している。

タイムライン

2026-09-01

2026-09-01:Homebrew の公開メタデータで、orca という cask の disable_date はこの日、disable_reason は fails_gatekeeper_check。本ページの照合日 2026-09-23 時点で、この cask の disabled は依然 true、deprecated も依然 false。つまり「Orca に取って代わられた」のではなく、Homebrew が止めただけだ。

2026-09-22

2026-09-22:このページが使う公式 docs の六ページ(install、troubleshooting、ssh、mobile、android-apk、headless Linux server)と README を、すべて原文のまま取得してアーカイブした。ページ内の英語の引用は、そのアーカイブから一語ずつ検索できる。

2026-09-23

2026-09-23:このページの四言語本文を確定し、公式の表記と照合した。コマンド名・パッケージ名・cask の状態はバージョンで変わるため、各節に照合日を明記。次の変更では日付を改めて取り直し、本文をこっそり差し替えない。

自力で直す vs 公式で確認

公式で逐語確認できる

2026-09-23 に照合、公式ページで一字句そのままに一致するものが六つ:1) On Linux the Orca CLI installs as orca-ide, not orca。2) GNOME Orca — the screen reader that ships by default on Ubuntu and other GNOME desktops — already owns /usr/bin/orca, and Orca will not shadow it。3) brew install --cask stablyai/orca/orca と brew upgrade --cask orca。4) Each published release ships three Linux packages — an AppImage, a .deb, and an .rpm ... They contain the same app。5) command not found の解決策は Register the CLI under Settings → General → Orca CLI、macOS では shim が ~/.local/bin に入る。6) スマホ側の offer:A pairing offer is a capability containing a device credential and E2EE material。

⚠️ 三つの思い込み

一、「orca を叩いても無反応なのは入っていないから」:Linux ではそもそも orca という名前ではなく、公式は GNOME の読み上げソフトを遮蔽しないと明記している。まず見るのは orca-ide と PATH。二、「brew で orca が公開停止になったから Homebrew では入らない」:止まったのは tap を付けない同名の cask(fails_gatekeeper_check)で、tap 付きの stablyai/orca/orca のほうが本命。公式 install ページの最初の一文もそれだ。三、「SSH が繋がれば作業できる」:公式 troubleshooting ページは files と terminals を別の話として分け、SSH works for files but not “Download Folder” も単独に立てている。フォルダ一括のダウンロードには再帰的な SFTP が要るので、システム同梱の sftp 経路では半分しか通らない可能性がある。

「付け間違い」と「未インストール」の区別

まずこの二か所を確認

一点目は名前。which orca-ide で何も出ていないか、PATH に ~/.local/bin が入っているか。二点目はチャネル。macOS で選んだのは tap 付きの cask か、GitHub のあの .dmg か。どちらも stable だが、brew upgrade で更新が乗るのは前者だけ。この二つが合えば、command not found の大半は自然に消える。

次に確認する三点

一点目は署名と許可。公式の macOS の節は Signed and notarized と書き、初回起動でも確認を求められることがあると補足する。Electron アプリでは正常なことだ。二点目はリモートマシン。SSH は通るのにターミナルが起動しないなら、公式は Node の存在と、初回の relay インストールで外部に出られるかの確認を促す。Linux では make、g++/clang++、python3 も要り、入れたら一度つなぎ直す。三点目は最小イメージ。headless のページは A minimal server or container image ships none of the Electron libraries と書く。足りないのは共有ライブラリで、Orca 本体ではない。

インストール方法の選び方

macOS:公式が出すのは tap 付きの brew install --cask stablyai/orca/orca で、更新は brew upgrade --cask orca。この cask は stable チャネルを追うと明記され、RC ビルドが要るなら GitHub Releases かアプリ内の「Check for Updates」を使う。素の orca という cask 名は別の成果物が押さえている:2026-09-23 に取得した Homebrew の公開メタデータでは disabled: true、disable_date 2026-09-01、disable_reason が fails_gatekeeper_check(「削除」ではなく、deprecated は今も false)。Linux:公式によるとリリースごとに AppImage、.deb、.rpm の三種類のパッケージが出て、x64 と arm64 の両方がある。「They contain the same app. What differs is how updates reach you」なので、選び分けは「更新が自分の手元にどう届くか」だけ。Arch 用は yay -S stably-orca-bin(または stably-orca-git でソースからビルド)。GUI のないサーバーは別の公式ページがあり、まず Xvfb と Electron がリンクする共有ライブラリ群を入れる。公式の注意は「A minimal server or container image ships none of the Electron libraries」。

QCode とはどう関係するのか

インストール側は無関係。Orca はモデルを同梱せず、認証情報も預からないので、入れ終えた後もモデルへのアクセスは起動される agent CLI 自身の設定から来る。関係するのはあの key がどこを指すか。自前のエンドポイントなら、変えるのはその CLI の base_url と key。本ページは Orca 本体の起動、リモートターミナル、スマホのペアリングまで。エンドポイントの書き方は当サイトの独自エンドポイント設定ガイドに譲り、ここでは繰り返さない。

よくある質問

Linux で orca を打っても無反応、インストール失敗?

たいていいえ。公式 install ページには The CLI command is orca-ide という専用の節があり、Linux では Orca CLI が orca-ide として入る。GNOME 標準のデスクトップが /usr/bin/orca をすでに押さえていて、Orca はそれを遮蔽しないから。.deb と .rpm のパッケージ名も同じ理由。だからまず which orca-ide、次に ~/.local/bin が PATH に入るか、この二段階を潰してから再インストールを話す。

brew install --cask orca で「この cask は無効」と出るのはなぜ?

tap を伴わない orca という cask は、このプロジェクトのリリース経路ではないから。Homebrew の公開メタデータは 2026-09-23 の取得で disabled: true、disable_date 2026-09-01、disable_reason が fails_gatekeeper_check(同時に deprecated は今も false)。公式 install ページが示すのは tap 付きの brew install --cask stablyai/orca/orca で、更新は brew upgrade --cask orca、その cask は stable チャネルに従うと書かれている。

AppImage、deb、rpm はどれを選ぶべき?

公式の原文では、どのリリースでもこの三種類の形式のパッケージが出る(x64 と arm64 の両方あり)。原文は They contain the same app. What differs is how updates reach you, so pick on that で、つまり選び方の基準は「更新が自分の手にどう届くか」であって、機能差ではない。Arch 向けなら stably-orca-bin、あるいはソースからビルドする stably-orca-git を通す。

ターミナルに Orca CLI command not found と出たらどこを直しますか?

公式の troubleshooting ページが示すのは登録の手順です:Register the CLI under Settings → General → Orca CLI。macOS では ~/.local/bin に shim を置き、続いてそのディレクトリが shell の PATH に入っているか確認します。言い換えれば、入れ直してもこれは直らず、足りないのは PATH のあの一行です。

SSH はつながるのにリモートの端末が起動しません。まず何を見ますか?

公式 troubleshooting ページは次の三つです。リモートに Node があり、初回の relay インストール時に外へ出られること。Linux のリモートには make、g++/clang++、python3 の C/C++ ツールチェーンを足すこと。入れ終えたら一度つなぎ直し、Orca にネイティブモジュールを入れ直させること。別のページ(headless Linux server)はサーバー側の前提も補います。A minimal server or container image ships none of the Electron libraries とあり、Xvfb と Electron の共有ライブラリをまとめて入れる必要があります。

スマホのペアリング、あの offer は一見問題ないのに、なぜつながらないのですか?

公式 headless ページは原因を二層に分けます。offer そのものは「A pairing offer is a capability containing a device credential and E2EE material」なので、対象のクライアントにだけ送り、プロキシのアクセスログにも残さないとしています。つながらないのはたいていネットワーク側です。boundEndpoint はプロセスの待ち受けアドレス、advertisedEndpoint はクライアントのダイヤル先アドレスです。公式の記述はこうです。DNS、ファイアウォール、Docker のポート公開、Tailscale の方針、リバースプロキシのいずれかが advertised を bound に中継できなければ、見かけ妥当な offer でもつながりません。

情報源

公式ドキュメント(2026-09-22 にそのままの形でローカルにアーカイブ済み):install、troubleshooting、ssh、mobile、android-apk の五ページは https://raw.githubusercontent.com/stablyai/orca/HEAD/docs/site/content/docs/<ページ名>.mdx、headless Linux server と linux glibc 互換の二ページは docs/reference/ 配下、README はリポジトリ直下に置かれています。Homebrew 側は https://formulae.brew.sh/api/cask/orca.json の公開メタデータ、リリースとアセット名には https://api.github.com/repos/stablyai/orca/releases/latest を使いました。すべて公開ネットワークから取得したもので、ログイン状態は一切用いていません。

まずは CLI を認識させる

デバッグの順の目安:orca-ide が PATH にあるか → CLI 登録(Settings → General → Orca CLI)→ リモートの Node とツールチェーン → モデルのエンドポイントはそれから。公式文言の照合は 2026-09-23。