OpenAI API の利用ティアが Build / Launch / Grow の 3 段階に
2026-10-08 時点で、OpenAI API の有料利用ティアは Build、Launch、Grow の 3 つです。条件となるクレジットの累計購入額はそれぞれ $5、$100、$500、月間利用上限は $500、$5,000、$200,000 です。公式 changelog は 2026-10-06 に 5 段階から簡素化したと記載しています。このページでは各ティアの公式レート制限、旧 Tier 1〜5 との比較、自分の現在のティアを確かめる場所をまとめます。
更新日 2026-10-08
4 つの数字で見る新ティア
累計購入額の条件(Build / Launch / Grow)
公式レート制限ページの表記は total credit purchases(クレジットの累計購入額)です。条件に達すると、組織のティアは自動で上がります。
月間利用上限
OpenAI が組織ごとに承認する月間の利用上限で、自分で設定する spend limit とは別物だと公式に書かれています。Free 枠は $100 / 月で対応地域にいることが条件で、2026-10-01 にアーカイブされた公式ページと同じです。
Astra・Sol・Terra の TPM
Build、Launch、Grow の RPM は 5,000 / 10,000 / 15,000。Luna の行は RPM 5,000 / 10,000 / 30,000、TPM 2M / 10M / 180M です。公式はこれを Standard のレート制限とし、Ultrafast モードの制限とは異なるとしています。
最上位ティアの条件
2026-10-01 にアーカイブされた公式レート制限ページによると旧最上位 Tier 5 は $1,000 paid が条件で、現行の公式ページでは新最上位 Grow は累計購入 $500 が条件です。月間利用上限はどちらも $200,000 です。
何が変わったか
2026-10-08 時点で、OpenAI API の有料利用ティアは Build、Launch、Grow の 3 つです。Build は累計購入 $5 で月間上限 $500、Launch は $100 で $5,000、Grow は $500 で $200,000。OpenAI API changelog の 2026-10-06 の項目は「Simplified API usage tiers from five to three: Build, Launch, and Grow.」と記し、累計購入額が各ティアの最低額に達すると組織は自動で昇格するとしています。Free 枠は 2026-10-01 にアーカイブされた公式ページと同じで、対応地域のユーザーであることが条件で、月間上限は $100 です。公式レート制限ページは、上位ティアほど一般に各モデルで高いレート制限が与えられると書いています。
公式の原文(2026-10-06 changelog)
changelog の原文は「Organizations automatically upgrade as total credit purchases reach tier minimums.」です。改定後のレート制限ページは「Your organization's usage tier upgrades automatically as its total credit purchases reach each threshold.」と書いています。2026-10-01 のアーカイブと比べると、旧版は「As your spend on our API goes up, we automatically graduate you to the next usage tier.」で、条件欄も「$5 paid」のような書き方から「$5 in total credit purchases」に変わりました。公式は、OpenAI が組織ごとに設定する月間利用上限と、組織やプロジェクトで設定する spend limit は別の仕組みだとも注意しています。
利用ティア改定の時系列
2026-10-01 にアーカイブされた公式レート制限ページでは、まだ Tier 1〜Tier 5 で、条件は $5、$50、$100、$250、$1,000 paid、月間上限は $100、$500、$1,000、$5,000、$200,000 でした。
OpenAI API changelog が、利用ティアを 5 段階から Build、Launch、Grow の 3 段階に簡素化し、累計購入額に応じて自動昇格すると告知。
公式レート制限ページ、gpt-6-sol と gpt-6-luna のモデルページ、changelog でこのページの内容を照合。この日時点で Grow の条件は累計購入 $500。
確認済み vs 公式に記載がないこと
確認済み(公式ページで原文を確認可能)
次の点は OpenAI の公式ページで原文どおり確認できます:2026-10-06 に 5 段階から 3 段階へ簡素化、有料ティア名は Build・Launch・Grow、条件は累計購入 $5 / $100 / $500、月間利用上限は $500 / $5,000 / $200,000、Free 枠は $100 / 月、Astra・Sol・Terra と Luna の 2 行の RPM と TPM、レート制限はユーザー単位ではなく組織とプロジェクト単位、Settings > Organization > Limits で現在のティアにおける各モデルの制限を確認でき、Usage Tiers 欄の Upgrade tier を選ぶとティアを上げられること。旧 Tier 1〜5 の数字は、同じ公式ページの 2026-10-01 のアーカイブと gpt-6-sol モデルページの 2026-10-05 のアーカイブによります。
未確認・公式未公表
次の 3 点は公式ページに書かれていないので、計画の前提にしないでください。① 旧 Tier 1〜5 のアカウントがそれぞれどの新ティアになるか:公式ドキュメントにも changelog にも対応表はなく、累計購入額に応じて自動昇格するとあるだけです。② 旧版の条件は paid、新版は total credit purchases と書かれていますが、両者の数え方が完全に同じかは公式に説明がありません。③ Astra・Sol・Terra と Luna 以外のモデル(画像、音声、埋め込みなど)の新ティアでの制限は、このページでは個別に確かめていません。組織の Limits ページを基準にしてください。
新旧ティアと各種「上限」の比べ方
旧 Tier 1〜5 との比較
2026-10-01 にアーカイブされた公式レート制限ページと 2026-10-05 にアーカイブされた gpt-6-sol モデルページを現行の公式ページと比べると(数字の比較にすぎず、公式は新旧ティアの対応表を出していません)、同じ $5 の購入で月間上限は Tier 1 の $100 から Build の $500 に、gpt-6-sol の制限は 500 RPM / 500,000 TPM から 5,000 RPM / 1,000,000 TPM(旧 Tier 2 と同じ)になりました。累計 $100 では、旧 Tier 3 が $1,000 / 月・5,000 RPM / 2,000,000 TPM、Launch は $5,000 / 月・10,000 RPM / 4,000,000 TPM(旧 Tier 4 と同じ)です。最上位 Grow の gpt-6-sol 制限 15,000 RPM / 40,000,000 TPM は旧 Tier 5 と同じで、条件だけが $1,000 から $500 に下がりました。
自分で設定する spend limit との違い
ティアが決めるのは OpenAI が承認する月間利用上限とレート制限で、spend limit は組織やプロジェクトに自分でかける支出管理です。公式によると、spend alert は通知だけでトラフィックは止まりません。hard spend limit に達すると、対象リクエストは 429 を返し、エラーコードは organization_spend_limit_exceeded または project_spend_limit_exceeded です。organization_usage_limit_exceeded なら承認上限の引き上げを申請し、credit_balance_exhausted ならプリペイドのクレジットが尽きたので追加します。
開発者にとっての意味:4 つの確認
① ティアを確かめる:Settings > Organization > Limits で現在のティアにおける各モデルのレート制限を見て、上げたいときは Usage Tiers 欄で Upgrade tier を選びます。② エラーを切り分ける:レート制限はユーザー単位ではなく組織とプロジェクト単位です。まず error.code を見て、レート制限、月間利用上限、spend limit、クレジット切れのどれかを判断します。③ 昇格後も段階的に増やす:公式は、入力が毎分 100 万トークンに達したら 15 分ごとの増加を 50% 以内に抑えるよう勧めています。RPM と TPM の範囲内でも、急増すれば slow_down が返ることがあります。④ レスポンスヘッダーを見る:残りリクエスト数や残りトークン数は HTTP レスポンスヘッダー(x-ratelimit-remaining-requests、x-ratelimit-remaining-tokens など)に入ります。GPT-5.5 のような長コンテキストモデルでは、長コンテキストのリクエストに別のレート制限があります。
QCode で GPT モデルを呼び出す
1 つのキーで GPT モデルを使いたい場合、QCode では gpt-6.1-sol、gpt-6-sol、gpt-6-astra、gpt-5.6-terra を呼び出せます。ドキュメントの記載どおり、OpenAI Python / JS SDK の base_url には https://api.qcode.cc/openai/v1 を指定します。GPT モデルは OpenAI 形式のエンドポイントのみで、Anthropic エンドポイントは使えません。料金はトークン単位で、各モデルの単価は /models に掲載しています。QCode はプリペイド制で、先にチャージしてからプランを購入し、プランは残高から引かれます。米ドルのチャージは $1 から $2,000 までで、クレジットカード(Visa / Mastercard / AMEX)、Apple Pay、Google Pay、WeChat Pay、Alipay、暗号資産が使えます。QCode 側のレート上限について、このページは何も約束しません。
よくある質問
OpenAI API の利用ティアは今いくつありますか?
有料ティアは Build、Launch、Grow の 3 つで、ほかに Free 枠があります。OpenAI API changelog は 2026-10-06 に 5 段階から 3 段階に簡素化したと記載しています。2026-10-08 時点の条件は累計購入 $5、$100、$500、月間利用上限は $500、$5,000、$200,000 です。Free 枠は対応地域のユーザーが対象で、上限は $100 / 月です。
Grow に上がるにはいくら購入が必要ですか?
累計 $500 です。達すると組織は自動で Grow になり、月間利用上限は $200,000 です。2026-10-01 にアーカイブされた公式レート制限ページによると、旧最上位 Tier 5 の条件は $1,000 paid で、月間上限は同じ $200,000 でした。
以前 Tier 1〜5 だったアカウントはどのティアになりますか?
旧ティアと新ティアの対応表は公式ドキュメントにありません。確かめられるルールは、組織のティアが累計購入額に応じて自動で上がり、$5、$100、$500 でそれぞれ Build、Launch、Grow になるという点だけです。現在のティアと各モデルの制限は Settings > Organization > Limits で確認してください。
Build ティアのレート制限はどれくらいですか?
公式レート制限ページによる Build の Standard 制限は、Astra・Sol・Terra が 5,000 RPM・1,000,000 TPM、Luna が 5,000 RPM・2,000,000 TPM です。Launch はそれぞれ 10,000 RPM / 4,000,000 TPM と 10,000 RPM / 10,000,000 TPM、Grow は 15,000 RPM / 40,000,000 TPM と 30,000 RPM / 180,000,000 TPM です。
429 が返ったらティア不足ということですか?
そうとは限りません。公式ドキュメントでは 429 の原因が少なくとも 3 つあります:レート制限の超過、トラフィックの急増による slow_down(RPM と TPM の範囲内でも起こり得る)、自分で設定した hard spend limit への到達(エラーコード organization_spend_limit_exceeded または project_spend_limit_exceeded)。まず error.code を見て、待って再試行するか、spend limit を上げるか、上位ティアを目指すかを決めてください。
QCode で同じキーのまま GPT モデルを呼び出せますか?
はい。gpt-6.1-sol、gpt-6-sol、gpt-6-astra、gpt-5.6-terra は QCode で呼び出せます。base_url は https://api.qcode.cc/openai/v1、料金はトークン単位で、各モデルの単価は /models にあります。QCode はプリペイド制で、米ドルのチャージは $1 から $2,000 までです。QCode 側のレート上限はこのページでは約束せず、実際のレスポンスに従ってください。
情報源
ティアの定義、条件、月間利用上限、Standard のレート表:OpenAI 開発者ドキュメントの Rate limits ページ(2026-10-08 取得)。改定日と原文:OpenAI API changelog の 2026-10-06 の項目(同日取得)。モデル別の制限:gpt-6-sol と gpt-6-luna のモデルページ(同日取得)。旧 Tier 1〜5 の条件・上限と gpt-6-sol の制限:Internet Archive に保存された公式 Rate limits ページ(2026-10-01)と gpt-6-sol モデルページ(2026-10-05)。利用上限と spend limit の違い、各エラーコード:OpenAI の Spend limits ページ(2026-10-08 取得)。QCode の部分:docs.qcode.cc の料金の仕組み、支払い方法一覧、エンドポイントの各ページ(2026-10-08 取得)。
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本ページの数値と引用文は 2026-10-08 に照合したもので、OpenAI 公式の changelog、レート制限ページ、モデルページに準拠しています。上流の変更は予告なく行われることがあります。旧 Tier 1〜5 の数字は公式ページの 2026-10-01 と 2026-10-05 のアーカイブによります。組織の実際のティアと制限は Limits ページで、QCode のモデル提供状況は /models で確かめてください。