リリース済み · ゲートウェイとコンテキスト

中継経由の Claude Code で 1M コンテキスト:ゲートウェイが 200K までの場合の対処

2026-10-07 時点で、Claude Code は 2.1.285(2026-09-29 リリース)以降、独自の ANTHROPIC_BASE_URL を設定すると Opus 4.7 以降・Sonnet 5 以降・Fable 系を自動的に 1M コンテキストで動かします。ゲートウェイが 200K までしか対応しない場合、公式は /autocompact 200k の実行を勧めています。同じ時期のリリースで、ゲートウェイ向けヒントヘッダー x-claude-code-prompt-id と、529 再試行のバックオフ変数 CLAUDE_CODE_OVERLOADED_RETRY_BASE_DELAY_MS も加わりました。本ページでは三つの変更と設定方法をまとめます。

更新日 2026-10-07

#ANTHROPIC_BASE_URL#1M コンテキスト#/autocompact#529 再試行

まず押さえる四つの数字

1M

独自 base URL での既定ウィンドウ

2.1.285 以降、Opus 4.7 以降・Sonnet 5 以降・Fable 系はゲートウェイの後ろでも 1M で動き、[1m] を選ぶ必要はありません。

200K

ゲートウェイが 200K までの場合

変更履歴の原文は run /autocompact 200k if your gateway stops at 200K です。ゲートウェイ側のより低い上限を Claude Code は検出できません。

100K–1M

/autocompact で設定できる範囲

コマンドは 200k や 1M といった書き方を受け付けます。環境変数 CLAUDE_CODE_AUTO_COMPACT_WINDOW は整数のみで、500k と書くと 500 と読まれ、下限の 100K に引き上げられます。

529

過負荷時の再試行バックオフ(2.1.292)

新しい変数 CLAUDE_CODE_OVERLOADED_RETRY_BASE_DELAY_MS で、529 過負荷のリクエストを再試行する際のバックオフの基準遅延を長めに設定できます。

ANTHROPIC_BASE_URL を設定すると何が起きるか

2026-10-07 時点の答えはこうです。独自の ANTHROPIC_BASE_URL の後ろでも、Claude Code は認識できる各モデルに Anthropic API 上と同じコンテキストウィンドウを割り当てます。公式ドキュメントによれば Fable 5.1、Fable 5、Sonnet 5 以降、Opus 4.7 以降は [1m] バリアントを選ばなくても 1M ウィンドウになり、[1m] バリアントでしか 1M に届かないモデル(公式の例は Opus 4.6、Sonnet 4.6 も同様)は接尾辞なしなら 200K で動きます。要点は「Claude Code can't detect a lower limit that the gateway or the server behind it enforces」という一文です。ゲートウェイやその背後のサーバーがより低い上限を設けていてもクライアントは気づかず、リクエストが拒否されるまで 1M 前提でコンテキストを積み上げます。

同時期のリリースでの変更(2026-09-25〜2026-10-06)

GitHub Releases の公開時刻(UTC)順に並べます。2.1.283(2026-09-25)でゲートウェイ向けヒントヘッダーに x-claude-code-prompt-id が加わり、CLAUDE_CODE_GATEWAY_HINT_HEADERS=1 で有効にします。2.1.285(2026-09-29)で独自 ANTHROPIC_BASE_URL の後ろのセッションがモデル本来の 1M ウィンドウを使うようになりました。2.1.286(2026-09-30)では再試行の上限が一回のモデル呼び出し全体で共有されるようになり、既定の設定では失敗した呼び出しが送るリクエストは最大 14 件です。あわせて、フォールバックでウィンドウが 1M から 200K に下がった場合は通知でそれを伝えるようになりました。2.1.288(2026-10-02)で /autocompact がモデルごとにウィンドウを保存するようになり、2.1.292(2026-10-06)で 529 再試行の基準遅延を長くする CLAUDE_CODE_OVERLOADED_RETRY_BASE_DELAY_MS が追加されました。

三つの重要リリース

2026-09-25

Claude Code 2.1.283 リリース。ゲートウェイ向けヒントヘッダーに x-claude-code-prompt-id が加わり、一つのユーザープロンプトに対応するリクエストをゲートウェイがまとめられるようになりました。

2026-09-29

Claude Code 2.1.285 リリース。独自 ANTHROPIC_BASE_URL の後ろのセッションがモデル本来の 1M ウィンドウを使い、ゲートウェイが 200K までなら /autocompact 200k を実行します。

2026-10-06

Claude Code 2.1.292 リリース。529 再試行の基準遅延を長くできる CLAUDE_CODE_OVERLOADED_RETRY_BASE_DELAY_MS が追加されました。本ページは 2026-10-07 に公式ページと照合しています。

確認済み vs 未確認

確認済み(公式ページで一文字ずつ照合可)

以下はいずれも Claude Code の変更履歴と公式ドキュメントで原文どおり確認できます。2.1.285 以降、独自 ANTHROPIC_BASE_URL の後ろでは各モデル本来のウィンドウを使う(Opus 4.7+、Sonnet 5+、Fable は 1M)。ゲートウェイが 200K までなら公式の推奨は /autocompact 200k。Claude Code はゲートウェイ側のより低い上限を検出できない。/autocompact は 2.1.288 以降モデルごとに保存される。コマンドは 100K から 1M を受け付ける。CLAUDE_CODE_AUTO_COMPACT_WINDOW は整数のみで、コマンド・起動フラグ・設定より優先される。CLAUDE_CODE_DISABLE_1M_CONTEXT=1 で 1M をまとめて無効にできる。x-claude-code-prompt-id は 2.1.283 から提供され、独自 base URL では既定で送られない。CLAUDE_CODE_OVERLOADED_RETRY_BASE_DELAY_MS は 2.1.292 から提供されている。

未確認と公式未発表

次の三点は確認できていないので、判断の根拠にしないでください。① CLAUDE_CODE_OVERLOADED_RETRY_BASE_DELAY_MS は今のところ変更履歴の一行だけで、既定の基準遅延も上限も公表されていません。② 特定のゲートウェイや中継(QCode を含む)が各モデルで実際にどこまでのコンテキストを受け付けるかは、公式ドキュメントが答える事柄ではなく、Claude Code も検出できません。実測で判断してください。③ ゲートウェイが x-claude-code-prompt-id を読むかどうか、何に使うかは各ゲートウェイ次第で、公式は同じプロンプトのリクエストをまとめるのに使えるとしか述べていません。

ウィンドウを抑える二つの方法の選び方

自動圧縮のしきい値を下げる(/autocompact または環境変数)

変わるのは圧縮のタイミングだけで、モデル選択画面はそのままです。2.1.288 以降、/autocompact 200k は現在のモデルにだけ保存されるので、モデルを切り替えたら設定し直します。全モデルに効かせるなら ~/.claude/settings.json に "autoCompactWindow": 200000 と書くか、Claude Code を起動する環境で CLAUDE_CODE_AUTO_COMPACT_WINDOW=200000 を設定します。後者が最も優先されます。下限は 100K なので、ゲートウェイの上限がそれより低い場合は /compact で復旧するしかありません。

1M をまとめて無効にする(CLAUDE_CODE_DISABLE_1M_CONTEXT=1)

チーム全体で上限をそろえたい場合向けです。設定するとモデル選択画面から 1M バリアントが消え、Sonnet 5 や Fable 系のように元から 1M のモデルも 200K ウィンドウとして扱われます。自動圧縮がオンなら 200K の境目で圧縮し、オフなら 200K の境目でコンテキスト上限エラーになって止まります。自動圧縮のウィンドウを 200K より大きくしても、この上限は外れません。

ゲートウェイが 200K まで:四つの手順

① まずゲートウェイの上限を把握します。ゲートウェイ側のより低い上限を Claude Code は検出できないので、ゲートウェイのドキュメントか実測で確かめます。② 現在のモデルだけを変えるなら、セッション内で /autocompact 200k を実行します(2.1.288 以降はモデルごとの保存なので、切り替え後にもう一度。/autocompact auto でそのモデル向けの既定ウィンドウに戻ります)。③ 全モデルに効かせるなら、~/.claude/settings.json に "autoCompactWindow": 200000 と書くか、起動前に export CLAUDE_CODE_AUTO_COMPACT_WINDOW=200000 とします。同じファイル内では /autocompact でモデルごとに保存した値が autoCompactWindow より優先されます。環境変数はその両方より優先されますが整数のみで、500k のような接尾辞付きの値は 500 と読まれ、下限の 100K に引き上げられます。④ すでにエラーが出たら、まず /compact でセッションを復旧します。ゲートウェイが超過エラーを独自の文言に書き換える場合(公式の例は ContextWindowExceededError や prompt token count of N exceeds the limit of M)、Claude Code はそれを長すぎるエラーと認識できず、自動で圧縮して再試行しないので、手動で /compact してください。

QCode では

QCode のドキュメントによれば、Claude Code の接続に必要な環境変数は二つです。ANTHROPIC_BASE_URL に https://api.qcode.cc/api(末尾にスラッシュを付けない)、ANTHROPIC_AUTH_TOKEN にコンソールで作成した cr_ で始まるキーを設定します。北米・欧州のユーザーはホストを us.qcode.cc(ロサンゼルス)に替えても同じキーが使えます。本ページは QCode での各モデルのコンテキスト上限について約束しません。コンテキスト超過のエラーが出たら、Claude Code 公式の推奨どおり /autocompact でしきい値を実際に通る大きさまで下げてください。リクエストごとのモデル、コンテキスト長、使用量は、ドキュメントの案内どおり probe.qcode.cc で cr_ キーを入力すると確認できます。料金はトークン課金で、各モデルの単価は /models をご覧ください。

よくある質問

中継に切り替えたら Claude Code に 1M コンテキストと表示されるのはなぜですか?

2.1.285(2026-09-29 リリース)以降、Claude Code は独自の ANTHROPIC_BASE_URL の後ろでも Anthropic API と同じウィンドウを当てはめるからです。Opus 4.7 以降、Sonnet 5 以降、Fable 系は [1m] を選ばなくても 1M です。Opus 4.6 と Sonnet 4.6 は [1m] を付けたときだけ 1M で、付けなければ 200K です。公式のコンテキストウィンドウのページでは Claude Sonnet 4.5 と Claude Haiku 4.5 は 200k とされています。これはクライアント側の見積もりで、ゲートウェイが 1M を通すことの保証ではありません。

ゲートウェイが 200K までの場合、どんなエラーが出ますか?

上限を超えたリクエストはゲートウェイに拒否されます。Claude Code が認識できる長すぎるエラーは Prompt is too long で、対話セッションでは Context limit reached · /compact or /clear to continue と表示されます。ゲートウェイがエラーを ContextWindowExceededError のような独自の文言に書き換えると、Claude Code はそれを認識できず、自動で圧縮して再試行しません。どちらの場合もまず /compact で復旧し、公式の勧めどおり圧縮のしきい値を 200K に下げてください。

/autocompact 200k はすべてのモデルに効きますか?

必ずしもそうではありません。2.1.288(2026-10-02 リリース)以降、/autocompact はウィンドウをモデルごとにユーザー設定へ保存するので、モデルを切り替えたら設定し直す必要があります。それ以前は全モデル共通の一つの値でした。全モデルをまとめて押さえるには ~/.claude/settings.json に "autoCompactWindow": 200000 と書くか、環境変数 CLAUDE_CODE_AUTO_COMPACT_WINDOW=200000 を設定します。環境変数はコマンド・起動フラグ・設定より優先され、整数のみを受け付けます。

x-claude-code-prompt-id とは何ですか? 有効にすべきですか?

2.1.283 でゲートウェイ向けヒントヘッダーに加わったランダムな UUID です。一つのユーザープロンプトに対応するリクエスト(そのプロンプトが起動したサブエージェントのターンも含む)が同じ値を共有するため、ゲートウェイがまとめて扱えます。Anthropic API への直接接続では既定で送られますが、独自 base URL では既定でオフです。未知のヘッダーを拒否するプロキシだとリクエストが失敗するためで、送るには CLAUDE_CODE_GATEWAY_HINT_HEADERS=1 を設定します。公式は、これらのヒントヘッダーにプロンプト本文やファイルの内容は決して含まれないと明記しています。

CLAUDE_CODE_OVERLOADED_RETRY_BASE_DELAY_MS は何に使いますか?

529 過負荷のリクエストを再試行するときのバックオフの基準遅延を長めに設定するための変数で、2.1.292(2026-10-06 リリース)で加わりました。既定値は公表されていません。別件として、2.1.286 以降は一回のモデル呼び出し全体で一つの再試行上限を共有し、既定の設定では失敗した呼び出しが送るリクエストは最大 14 件です。無人で動かすジョブには CLAUDE_CODE_RETRY_WATCHDOG があり、429 と 529 の容量エラーを無期限に再試行します。

QCode 経由の Claude Code で 1M をフルに使えますか?

本ページはそれを約束しません。Claude Code はモデルが Anthropic API で持つウィンドウを前提に見積もりますが、ゲートウェイ側のより低い上限は検出できません。接続は ANTHROPIC_BASE_URL に https://api.qcode.cc/api、ANTHROPIC_AUTH_TOKEN に cr_ キーを設定します。コンテキスト超過のエラーが出たら、まず /compact でセッションを復旧し、公式の推奨どおり /autocompact でしきい値を実際に通る大きさまで下げてください。

情報源

Claude Code の変更履歴(GitHub の anthropics/claude-code リポジトリの CHANGELOG.md、2026-10-07 取得):2.1.283、2.1.285、2.1.286、2.1.288、2.1.292 の各項目の原文。各バージョンのリリース日は同じリポジトリの GitHub Releases の公開時刻(UTC)です。Claude Code 公式ドキュメント(code.claude.com、2026-10-07 取得):モデル設定のページ(ゲートウェイの後ろでのコンテキストウィンドウ、自動圧縮のウィンドウ、1M の切り替え)、環境変数のページ、LLM ゲートウェイ接続のページ(超過エラーを書き換えるゲートウェイのトラブルシューティング行)、ゲートウェイ互換ガイド(ヒントヘッダー)、エラーリファレンス。Anthropic プラットフォームドキュメントのコンテキストウィンドウのページ(2026-10-07 取得)。QCode の接続方法:docs.qcode.cc の環境変数設定、エンドポイントと API 形式、Claude Code 機能対応表の三ページ(2026-10-07 取得)。

Claude Code を QCode につなぐ

環境変数二つで接続でき、一つの cr_ キーで Claude 系モデルを呼べます。トークン課金で、各モデルの単価は /models をご覧ください。

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本ページの内容は 2026-10-07 に照合したもので、Anthropic と Claude Code の公式ページが優先されます。Claude Code は毎週リリースされ、バージョンによって挙動が予告なく変わることがあります。QCode での各モデルのコンテキスト上限について本ページは約束しません。モデルの提供状況は /models をご確認ください。

まず試して、それから決める

どのプランか迷ったら、まずスターター($8.57/月)から。満足したらアップグレードし、旧プランの残り価値は按分で残高に戻ります。