企業決定フレームワーク

AI サブスクリプションプラットフォーム vs 自社構築

12 か月 TCO · 5 次元スコアカード · 企業規模別推奨 · 実事例

#BuyVsBuild#EnterpriseAI#TCO#SubscriptionPlatform#2026

3 つの道の概観

企業の AI コーディング導入は本質的に 3 つの道:**(A) SaaS 直接サブスク**(Anthropic / OpenAI または QCode.cc などのブランドプラットフォームを直接サブスク);**(B) 自社構築ラッパー**(公式 API に接続して自社ゲートウェイ + KYC + 課金構築);**(C) ハイブリッド**(SaaS 主力 + 自社ゲートウェイバックアップ)。各々がコスト、ローンチ速度、コンプライアンス、コントロール、スケーラビリティの 5 次元で異なるトレードオフ。

12 か月 TCO 試算(3 企業規模)

50 人、200 人、1000 人の 3 開発者規模で、主要 2 経路(A SaaS サブスク vs B 自社構築)の 12 か月総保有コストを試算:

SaaS win 50 人チーム:SaaS ¥800 万 / 自社構築 ¥2700 万(エンジニア 2 名込)。SaaS が 70% 安い
SaaS win 200 人チーム:SaaS ¥3200 万 / 自社構築 ¥5400 万(エンジニア 3 名 + 監視)。SaaS が 40% 安い
Self-build 1000 人チーム:SaaS ¥1.6 億 / 自社構築 ¥1.35 億(エンジニア 5 名 + 完全 SRE)。自社構築が 17% 安い

5 次元スコアカード

両経路を 5 次元で加重採点:**コスト** (30%) — SaaS は 50 人以下で勝ち、1000 人以上で自社構築が勝つ;**ローンチ速度** (20%) — SaaS 5 日、自社構築 3-6 か月;**コンプライアンス** (20%) — SaaS が枠組み内蔵、自社構築は自分で KYC / データ駐留;**コントロール** (15%) — 自社構築は深いカスタマイズ、SaaS は制限あり;**スケーラビリティ** (15%) — SaaS 弾力性、自社構築は容量に縛られる。

決定ツリー:どのシナリオでどの道

調達チームからよく聞かれる質問:「サードパーティプラットフォームを使わず、公式 API に直接接続して自分で包装した方が安いのでは?」短期的にはそう、しかし 12 か月 TCO は通常高い(前節試算)。決定原則:**< 200 人 + ローンチ < 3 か月 + 標準要件** → SaaS サブスク;**> 500 人 + 強いコンプライアンス / データ駐留 + 深いカスタマイズ** → 自社構築;**200-500 人 + ハイブリッド要件** → ハイブリッドモード(SaaS 主力 + 自社構築コアフロー)。

3 つの実事例対比

**Startup A (80 人, SaaS サブスク)**:8 日でローンチ、月コスト ¥130 万、SLA 99.9%、専門運用ゼロ。**Mid-market B (350 人, ハイブリッド)**:SaaS が 80% 標準開発をカバー、自社ゲートウェイがコア注文フローを担当;総月コスト ¥400 万、SRE 兼任 1 名。**Enterprise C (2000 人, 自社構築 + SaaS バックアップ)**:自社構築主力、SaaS をカナリア / DR として;総月コスト ¥1100 万、専属エンジニア 3 名。

サブスク → 自社構築への移行経路とロックインリスク

SaaS サブスクの潜在的ベンダーロックインリスク:データフォーマット、API プロトコル、課金体系の縛り。回避策:(1) OpenAI / Anthropic プロトコル互換の SaaS を選ぶ(QCode は主流 API SDK 互換、直接接続に円滑移行可能);(2) データエクスポート API は開放必須;(3) 契約に 12 か月の移行期間を記載。

QCode.cc:企業 SaaS サブスク + ホワイトラベル自社構築の橋渡し

QCode.cc 企業サブスクは標準シナリオをカバー;500 人を超えて強カスタマイズが必要になったら、クライアント書き換えなしでホワイトラベル OEM へ昇格可能。

企業サブスク / ホワイトラベル評価

QCode.cc 企業版は独立 evals 枠付・OpenAI / Anthropic 互換プロトコル