Trae カスタムモデル設定ガイド:サードパーティ API で Claude と GPT を使う
2026-10-07 時点で、Trae(公式ドキュメントでは現在 TraeCode と表記)は Settings > Models を開き、Add Model で Custom Model を選ぶとサードパーティ API を接続できます。API 形式を Anthropic Messages か OpenAI Chat Completions から選び、リクエスト URL、モデル ID、API キーを入力します。公式は Anthropic Messages 形式が Claude シリーズに適しているとし、互換サービスの例に「some Claude API proxy services」を挙げています。本ページでは各項目の入力方法、Auto モードの制約、よくあるエラーを Trae と QCode のドキュメントに沿って整理しました。
更新日 2026-10-07
押さえるべき四つの項目と制約
カスタムモデルの API 形式
公式が示すのは OpenAI Chat Completions(/v1/chat/completions 互換)と Anthropic Messages(/v1/messages 互換)の二つで、後者は Claude シリーズ向けと明記されています。
Anthropic Messages のベース URL
QCode ドキュメントの記載では、Full URL をオフにすると https://api.qcode.cc/api、オンにすると https://api.qcode.cc/api/v1/messages を入力します。
OpenAI Chat Completions のベース URL
Full URL がオフなら https://api.qcode.cc/openai/v1、オンなら https://api.qcode.cc/openai/v1/chat/completions です。
Auto モードとカスタムモデル
Trae 公式の Auto モードのページには、Auto モードを有効にすると追加したカスタムモデルは使われないと書かれています。自分のモデルを使うときは Auto をオフにします。
Trae のカスタムモデルとは
2026-10-07 時点で、Trae 公式ドキュメントは「In addition to TraeCode's built-in models, you can also add custom models」と明記しています。追加元は二通りで、一つは TraeCode が用意したモデルプロバイダーから選んで API キーを入力する方法、もう一つは API 形式・リクエスト URL・モデル ID・認証情報を自分で設定し、TraeCode が用意していないモデルを追加するカスタム構成です。QCode のようなサードパーティ API は後者を使います。2026-10-07 時点の公式の内蔵モデル一覧には Seed、GPT、GLM、DeepSeek、Kimi、Gemini、MiniMax の各シリーズが並び、Claude は見当たりません。Trae の内蔵 AI で Claude を使いたい場合は、Anthropic Messages 形式のカスタムモデルを追加できます。もう一つの方法は Claude Code 拡張機能で、内蔵 AI とは独立して動き、併用できます。
公式の説明(Trae ドキュメントと更新履歴)
Trae のドキュメントは Anthropic Messages 形式を「Compatible with the Anthropic /v1/messages API specification. Suitable for the Claude series and model services compatible with the Anthropic Messages API」と説明し、代表例に Anthropic Claude と「some Claude API proxy services」を挙げています。OpenAI Chat Completions 形式は「Suitable for most OpenAI-compatible model services」です。更新履歴によると、2025-03-11 の Trae v1.1.0 で自分の API キーによるカスタムモデル追加に対応し、2026-04-14 の TRAE v3.5.51 でカスタムモデルのリクエスト URL を独自に設定できるようになりました。Add Model をクリックすると TraeCode はプロバイダーの API を呼び出してキーの有効性を確認し、接続に失敗した場合はプロバイダーが返したエラーメッセージとログをウィンドウに表示します。
Trae カスタムモデルのタイムライン
Trae v1.1.0 リリース。公式の更新履歴に、自分の API キーでカスタムモデルを追加できるようになったと記載されています。
TRAE v3.5.51 リリース。カスタムモデルに独自のリクエスト URL を設定できるようになりました。
QCode ドキュメントの Trae 連携ページに記された更新日です。同ページには二つの API 形式に対応する QCode の URL が載っており、Trae 内では未検証の参考設定と注記されています。本ページは 2026-10-07 に公式ページと照合しています。
確認済み vs 未確認
確認済み(公式ページで一文字ずつ照合可)
次の点は Trae 公式ドキュメントまたは QCode ドキュメントで文言どおりに確認できます。カスタムモデルは Settings > Models の Add Model ボタンから追加すること、カスタム構成では API 形式・リクエスト URL・モデル ID・認証情報を設定すること、API 形式は OpenAI Chat Completions と Anthropic Messages の二つで後者は Claude シリーズ向けであること、リクエスト URL には Full URL スイッチがあり、オフなら TraeCode が選んだ形式に合わせてリクエストパスを付け足すこと、追加時に TraeCode がプロバイダーの API を呼び出してキーを確認すること、Auto モードが有効だとカスタムモデルは使われないこと。QCode 側では、Claude モデルは Anthropic プロトコルのみ、GPT 系は OpenAI プロトコルのみ、GLM・Kimi・DeepSeek・Qwen は両方で動き、一つの API キーをプロトコルをまたいで使えます。
未確認・ドキュメントに記載がない点
次の三点は未確認です。①QCode ドキュメントは、Trae 向けの設定が公式の仕様に沿って書いた参考設定で、Trae 内では実測していないと注記しています。初回設定ではモデル追加時に Trae が行うキー確認の結果を優先してください。②詳細設定の Model Series(GPT-5 series、Deepseek-4 series など)を QCode の gpt-6.1-sol や deepseek-v4-pro に選ぶべきかは、Trae と QCode のどちらのドキュメントにも書かれていないため、本ページでは推奨しません。迷ったら何も選ばなければ、公式の記載どおり既定の構成が使われます。③Trae CN と国際版の違いについて、公式ドキュメントは地域別の説明をしておらず(QCode ドキュメントの指摘)、本ページも中国版のカスタムモデル画面については断定しません。
どの API 形式を選び、どの経路で使うか
Anthropic Messages と OpenAI Chat Completions
モデルファミリーで選びます。QCode ドキュメントによると、Claude モデルは Anthropic プロトコルのみ、GPT 系は OpenAI プロトコルのみ、GLM・Kimi・DeepSeek・Qwen は両方に対応します。つまり claude-sonnet-5-5 や claude-opus-5-5 は Anthropic Messages でベース URL https://api.qcode.cc/api、gpt-6.1-sol は OpenAI Chat Completions でベース URL https://api.qcode.cc/openai/v1、deepseek-v4-pro や glm-5.3 はどちらでも構いません。Claude モデルを OpenAI 形式に入れると、QCode は model_not_available_on_endpoint を返します。
内蔵 AI のカスタムモデルと Claude Code 拡張機能
両者は互いに影響せず、併用できます。カスタムモデルは Trae の内蔵 AI(Agent と Chat)で使い、形式は Anthropic Messages か OpenAI Chat Completions を選べます。Claude Code 拡張機能は Anthropic Messages のみで、ANTHROPIC_BASE_URL を読み、~/.claude/config.json に primaryApiKey フィールドが必要です。QCode ドキュメントは、QCode を購入済みのユーザーには主に Claude Code 拡張機能を使うよう勧めています。
Trae に QCode をカスタムモデルとして追加する七つの手順
①Settings > Models を開き、モデル管理パネルに入ります。②Add Model をクリックし、ダイアログでプリセットのプロバイダーではなく Custom Model を選びます。③API 形式は、Claude モデルなら Anthropic Messages、GPT モデルなら OpenAI Chat Completions、GLM・Kimi・DeepSeek・Qwen はどちらでも構いません。④リクエスト URL は、Full URL をオフにしてベース URL の https://api.qcode.cc/api(Anthropic)または https://api.qcode.cc/openai/v1(OpenAI)を入れると、TraeCode がパスを付け足します。オンにする場合は https://api.qcode.cc/api/v1/messages または https://api.qcode.cc/openai/v1/chat/completions を入れます。⑤モデル ID には qcode.cc/models に掲載中のモデルを一文字違わず入れます(例:claude-sonnet-5-5)。Display Name を空にするとモデル ID が表示されます。⑥API キーには QCode の cr_ キーを貼り付けます。⑦Add Model をクリックすると TraeCode がキーを確認し、接続に成功すればモデルが一覧に加わります。チャットの前に Auto モードをオフにし、チャット入力欄右下の現在のモデル名をクリックして追加したモデルを選びます。
QCode では
QCode の API キー一つで、Trae の二つの形式をどちらも設定できます。QCode ドキュメントには、同じ API キーで三つのプロトコルすべてを使え、プロトコルはリクエストのパスで決まると書かれています。2026-10-07 時点で QCode から呼び出せるモデルには、Claude の claude-sonnet-5-5、claude-opus-5-5、claude-sonnet-5、GPT の gpt-6.1-sol、中国系の deepseek-v4-pro、glm-5.3、qwen3.8-max、kimi-k3 などがあり、Trae ではモデルごとにカスタムモデルを一つずつ追加します。課金はトークン単位で、各モデルの単価は /models をご覧ください。北米と欧州のユーザーは URL の api.qcode.cc を us.qcode.cc(ロサンゼルス)に置き換えても同じキーで使えます。リクエスト記録は probe.qcode.cc で API キーを入力すると確認できます。
よくある質問
Trae で Claude API は使えますか?
使えます。Trae 公式ドキュメントによると、カスタムモデルの Anthropic Messages 形式は /v1/messages 仕様と互換で、Claude シリーズと互換サービスに適しており、例として「some Claude API proxy services」が挙げられています。QCode の場合は Anthropic Messages を選び、ベース URL に https://api.qcode.cc/api、モデル ID に claude-sonnet-5-5 などの掲載中モデル、API キーに cr_ キーを入れます。QCode ドキュメントはこの設定を参考設定とし、Trae 内では実測していないと注記しています。
リクエスト URL は完全な URL とベース URL のどちらを入れますか?
Full URL スイッチ次第で、どちらも使えます。オンなら完全な URL の https://api.qcode.cc/api/v1/messages か https://api.qcode.cc/openai/v1/chat/completions を入れます。オフならベース URL の https://api.qcode.cc/api か https://api.qcode.cc/openai/v1 だけを入れれば、公式の記載どおり TraeCode が選んだ API 形式に合わせてリクエストパスを付け足します。QCode ドキュメントは SDK 向けに、末尾にスラッシュを付けると //v1/messages となって 404 になると注意しており、Trae でも付けないのが無難です。
model_not_available_on_endpoint と出るのはなぜですか?
キーではなくプロトコルの選択ミスです。QCode ドキュメントによると Claude モデルは Anthropic プロトコルでしか動かず、Claude モデルを OpenAI Chat Completions に入れるとこのエラーが返ります。このチェックは認証より前に行われ、キーが誤っている場合は Invalid API key が返ります。API 形式を Anthropic Messages に、URL を https://api.qcode.cc/api に直してください。Trae 公式によると、接続に失敗するとプロバイダーが返したエラーメッセージとログがウィンドウに表示されるので、切り分けに使えます。
モデルを追加したのに、チャットで使われないのはなぜですか?
Auto モードがオンになっている可能性が高いです。Trae 公式は、Auto モードを有効にすると追加したカスタムモデルは使われないと明記しています。Auto をオフにし、チャット入力欄右下の現在のモデル名をクリックして、追加したモデルを選んでください。また、無効にしたカスタムモデルはモデル管理パネルに残りますが、チャット入力欄のモデル一覧には表示されません。
内蔵 AI のカスタムモデルと Claude Code 拡張機能、どちらを使うべきですか?
両方を併用できます。Trae の Agent と Chat でモデルを切り替えたいだけならカスタムモデルで足ります。Trae の中で Claude Code を使いたいなら拡張機能を入れます。拡張機能は環境変数 ANTHROPIC_BASE_URL と ANTHROPIC_AUTH_TOKEN を使い、さらに ~/.claude/config.json に primaryApiKey フィールドが必要です(値は任意。settings.json ではなく config.json である点に注意)。QCode ドキュメントは、QCode を購入済みのユーザーには主に Claude Code 拡張機能を使うよう勧めています。
GPT や中国系モデルも同じように接続できますか?
できますが、形式を合わせる必要があります。QCode ドキュメントによると GPT 系は OpenAI プロトコルでしか動かないため、gpt-6.1-sol は OpenAI Chat Completions でベース URL https://api.qcode.cc/openai/v1 を使います。GLM・Kimi・DeepSeek・Qwen は両プロトコルに対応するので、deepseek-v4-pro、glm-5.3、qwen3.8-max、kimi-k3 はどちらの形式でも構いません。モデル ID は /models の最新一覧に一文字違わず合わせてください。
情報源
Trae 側:Trae 公式ドキュメント「Built-in models & custom models」の英語版と中国語版(カスタムモデルの二つの追加元、手順、API 形式、Full URL スイッチ、モデル ID、キー確認、詳細設定、内蔵モデル一覧)、「Auto mode」のページ(有効時はカスタムモデルを使わない)、更新履歴(2025-03-11 の v1.1.0 と 2026-04-14 の v3.5.51 の項目)。いずれも 2026-10-07 に取得。QCode 側:QCode ドキュメントの Trae 連携ページ(2026-09-18 更新。二つの形式に対応する QCode の URL、cr_ キー、Claude Code 拡張機能の設定)と、エンドポイントと API 形式のページ(2026-09-25 更新。モデルファミリーとプロトコルの対応、model_not_available_on_endpoint エラー、三つの接続ドメイン、probe.qcode.cc)。同日に取得。
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本ページの項目名、手順、引用は 2026-10-07 に照合したもので、Trae 公式ドキュメントと QCode ドキュメントに準拠します。Trae の画面や項目はバージョンによって予告なく変わることがあります。QCode ドキュメントは Trae 向け設定を Trae 内で未検証の参考設定としているため、モデル追加時に Trae が行うキー確認の結果を優先してください。モデルの提供状況は /models が優先です。