Claude Code を
独自 API エンドポイントに向ける
Anthropic の公式ゲートウェイ文書(2026-09-02 確認)によると、必要なのは 2 つの変数だけです。ANTHROPIC_BASE_URL がエンドポイントを指し、ANTHROPIC_AUTH_TOKEN が資格情報を渡して Authorization ヘッダに入ります。settings.json の env ブロックに書くこともできます。Anthropic ホスト型の Web 版やクラウドセッションはゲートウェイを経由せず、そこで設定した変数は適用されません。
押さえる 4 点
最小構成
ANTHROPIC_BASE_URL がエンドポイント、ANTHROPIC_AUTH_TOKEN が資格情報。多くの場合これで足ります。
資格情報が入るヘッダ
公式文書に明記:この環境変数こそが、ゲートウェイの読む Authorization ヘッダに鍵を入れる仕組みです。
2 つ目の設定場所
環境変数を使いたくない場合は settings.json の env ブロックに同じキー名で書けます。形は 1 対 1 で対応します。
Web 版とクラウドセッション
公式文書に明記:Anthropic ホスト型の製品は常に Anthropic 自身の API を使い、クラウドセッションの環境設定で指定したゲートウェイ変数は適用されません。
なぜこの 2 つで足りるのか
Claude Code の送信先は設定で変えられます。ANTHROPIC_BASE_URL がどこへ送るかを、ANTHROPIC_AUTH_TOKEN がどの資格情報を添えるかを決めます。公式文書は後者を率直に説明しています —— この環境変数が鍵を Authorization ヘッダに入れる工程そのものであり、ゲートウェイが読むのはまさにそのヘッダです。したがって、接続先が Anthropic プロトコルを話し、Authorization ヘッダで認証する限り、クライアント側のコード変更なしに接続が成立します。
公式文書が示す 2 つの書き方(2026-09-02 確認)
1 つ目は環境変数です。ANTHROPIC_BASE_URL にエンドポイント、ANTHROPIC_AUTH_TOKEN に資格情報を設定します。2 つ目は settings.json の env ブロックで、キー名は同じです。文書にはさらに apiKeyHelper の説明があります。これは静的な環境変数から読む代わりに、Claude Code が資格情報を取得するために実行するコマンドで、ローテーションが必要な場合に向きます。「ゲートウェイのモデルをモデルピッカーに追加する」「ゲートウェイ経路以外の通信を止める」という節もあり、法人導入では併せて読む価値があります。
接続の 3 ステップ
2 つの変数を設定します。ANTHROPIC_BASE_URL にエンドポイント、ANTHROPIC_AUTH_TOKEN に資格情報。まずはクリーンなシェルで試し、いきなりグローバル設定に書かないこと。
最小のリクエストを 1 回送って疎通を確認し、レスポンスで返る model が依頼したものと一致するかを見ます。これで途中に書き換え層があるかどうかも同時に分かります。
安定したら恒久化します。settings.json の env ブロックに移すか、CI ではシークレット管理から注入します(文書が示す CI の形は、シークレットから ANTHROPIC_AUTH_TOKEN へ資格情報を渡すものです)。ローテーションが必要なら apiKeyHelper に切り替えます。
公式文書に書かれていること vs 接続先に聞くこと
公式文書に記載
① ANTHROPIC_BASE_URL と ANTHROPIC_AUTH_TOKEN それぞれの役割。② 資格情報は Authorization ヘッダで渡ること。③ settings.json の env ブロックが等価な 2 つ目の書き方であること。④ apiKeyHelper は静的変数の代わりにコマンドで資格情報を取得すること。⑤ Anthropic ホスト型の Web 版・クラウドセッションはゲートウェイを経由せず、そこで設定した変数は適用されないこと。
接続先に聞くこと
base URL にパスの接尾辞が要るのか、どの model id を提供するのか、1M コンテキストやキャッシュに対応するのか、並列の上限はいくつか —— これらは接続先次第で、Anthropic の文書が代わりに答えることはありません。404 が返ったら、まず base URL のパス部分を接続先の文書と突き合わせます。401 なら、資格情報が Authorization ヘッダで送られているかを確認してください。
設定場所は 2 つ
環境変数
変更が最も速く、まず疎通させる段階に向きます。欠点は失われやすいこと —— 端末や CI ランナーが変われば消えますし、資格情報がプロセス環境に載ります。検証や単発の作業向けです。
settings.json の env ブロック
設定と一緒に移動し、現在のシェルの状態に依存しないため恒久化に向きます。ただし資格情報は平文でディスクに残るので、ローテーションが必要、あるいはディスクに置きたくない場合は apiKeyHelper に切り替えてください。必要なときに Claude Code が呼ぶコマンドです。
よく詰まる 3 点
① 設定したのに効かない:実際に動かしているプロセスからその変数が見えているか、settings.json の同名キーに隠されていないかを確認します。両方ある場合は実際の読み込み順で決まります。② Web 版やクラウドセッションで効かない:これは文書化された挙動です。それらは Anthropic ホスト型の製品で、常に Anthropic 自身の API を使います。③ アカウント identity に依存する機能の挙動がおかしい:文書によれば、ANTHROPIC_AUTH_TOKEN で認証したセッションでは、可用性チェックが組織の設定と食い違う結果を返すことがあります。そのチェックには claude.ai へのログインまたは Anthropic の API キーが必要だからです。
QCode では
Anthropic プロトコル互換のエンドポイントを提供しており、設定は上記 2 つの変数のとおりです。つながったらすぐ 2 つ確認してください。1 つは最小リクエストを送ってレスポンスの model が依頼と一致するか、もう 1 つは usage と請求を一度突き合わせて差し引きの基準が想定どおりかどうか。どちらも数分で終わりますが、「別のものにつないでいた」「想定と課金が違う」の 2 種類の問題を、量を増やす前に止められます。
よくある質問
最低限どの変数を設定すればよいですか?
2 つです。ANTHROPIC_BASE_URL にエンドポイント、ANTHROPIC_AUTH_TOKEN に資格情報。公式文書は、後者が鍵を Authorization ヘッダに入れる変数だと説明しています。
base URL にパスの接尾辞は必要ですか?
接続先によります。Anthropic の文書が代わりに答えることはありません。手早く決着させるには、接続先の文書どおりに書いて最小リクエストを 1 回送ること。404 なら最初に確認すべきはパス部分です。
環境変数を使わずに済ませられますか?
できます。settings.json の env ブロックに同じキー名で書いてください。ローテーションが必要、あるいは平文でディスクに置きたくない場合は apiKeyHelper に切り替えます。Claude Code が資格情報を取得するために実行するコマンドです。
Web 版で設定しても効かないのはなぜですか?
文書化された挙動です。Web 版のような Anthropic ホスト型の製品は常に Anthropic 自身の API を使い、ゲートウェイ導入の一部ではないため、クラウドセッションの環境設定で指定したゲートウェイ変数は適用されません。通信を必ずゲートウェイに通したいなら、その経路に依存しないでください。
CI ではどう設定しますか?
文書が示す形は、シークレット管理から ANTHROPIC_AUTH_TOKEN へ資格情報を渡し、base URL は通常どおり設定するものです。資格情報をリポジトリ内の設定ファイルに書かないこと。コードに直書きするのと変わりません。
つながって最初に確認すべきことは?
レスポンスで返る model が依頼したものと一致するかです。リクエストになかった接頭辞・接尾辞・プロバイダ名が付いていれば、途中に書き換え層があります。それ自体が悪いとは限りませんが、後で請求を読むときの帰属の仕方が変わります。
情報源
2 つの環境変数の役割、資格情報が Authorization ヘッダで渡ること、settings.json の env ブロックの書き方、apiKeyHelper の定義、および「Anthropic ホスト型の製品は常に Anthropic の API を使い、クラウドセッションの環境設定で指定したゲートウェイ変数は適用されない」こと:Anthropic 公式文書「Connect Claude Code to an LLM gateway」(code.claude.com/docs/en/llm-gateway-connect、2026-09-02 取得)。個別エンドポイントのパス形態・提供モデル・上限は接続先の文書が優先し、本ページは代わりに答えません。
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本ページが引用する公式文書は 2026-09-02 に取得したもので、更新される場合があります。個別エンドポイントのパス形態・モデル集合・上限は接続先の文書が、クライアントの挙動は Anthropic 公式文書が優先します。